SUGOI-ne2号ゴールド植えのパフィオ
  SUGOI-neのラン菌で「菌根」になり、
  自生地と同じようなラン菌の棲む
  太い根になっている。
   SUGOI-neによる生態系栽培である。

 2012年 9月15日 撮影

  SUGOI-ne2号ゴールド
  SUGOI-ne源液、 生油粕
 2012年の夏は猛暑  連日35℃・・・
 SUGOI-ne栽培は夏負けしない。
 葉は45度の角度にピンと立つ!
  新芽はW芽が連続的に発生する。
  最高の増殖になる。


  ラン栽培ほど曖昧、不完全なものはない。
  本に書かれている栽培法。
  本当に簡単。これを読んで、これを知識とした人、この通りした人。
  ランはその通りに生育させて、花を咲かせられない。
  そういうことでランからさってゆく・・・・。

  なぜなのか・・・・・
  それはラン科植物が菌根植物だという根本が欠落した栽培法が書いてあるからである。
  恐らく多分・・・世界的に見ても「菌根植物」の栽培法という本が発行されていないのではないか。
  勿論、日本には多くの作物栽培植物、園芸の本、ランの本は発行されているが、
  「菌根植物」の栽培法は皆無であろう。
  ラン科植物26000は全てラン菌と共生して生きている菌根植物である!

  なのであるが・・・菌根植物であるラン栽培法を書くとき、
  この菌根、ラン菌のことが詳しく書かれていない。
  そういうことで、栽培法に書かれるものは、枝葉末節のような技術。
  そういうことで、何10冊読んでも・・・同じことばかり書かれている。
  読んでも読んでも・・・ランをつくれない!
  ランの本質とは異なる栽培法が書かれているからである。
  ランは難しい!
  開き直って・・・・ランは難しいから・・・・面白い!
  そういう人も多く居られる!

  そういう愛好の世界の中で・・・原種のブームを作り・・・・
  本当の栽培法がない中で、多くの株が輸入され、その多くが枯れてゆく。
  砂上の楼閣のようなラン界である。

  このラン菌による炭素循環栽培法は、
  恐らく、世界で初めて書かれた「菌根植物」の栽培法、理論である。
  これまでの栽培法とは、全く異なるラン栽培法である。

  既成の栽培法を一気に革新する革命的な栽培法である。
  どんな世界、業界でもイノベーションのないものは衰退する。
  ラン界にはメリクロン以降、このイノベーションが無かった。
  
  バブル経済の中で、原種ブームが興ったが・・・・
  それは一時的なもの、熱が冷めれば・・・・原種は・・・山の草となる。
  原種はどう頑張ってもラン界のイノベーションにはならない。
  新発見の新種が植物分類学の世界では高く評価されるが、
  育種の世界では・・・ほとんど使いものにならないからである。  
  
  プラントハンターの原種採集、そして栽培は19世紀の園芸。
  そういう園芸は、19世紀で終っている。
  日本の山堀り崇拝の園芸などは、誰が言い出したのか知らないが、
  逆進性の・・・後に進む園芸でしかない。
  進歩とは逆のものである。
  素晴らしい花を手にしたいのであれば、山から掘るのではなく、
  自分で創ればよい。
  それは・・・・誰でも出来るものではないから・・・・
  商売する人は・・・・原種を仕入れて・・・・生きることになる。
  しかし、オリジナルのランを持たない場合は、ランつくりは飽きやすいから・・・
  次々に新しい物を、珍奇なものを探さなければ商売できない事態に陥る。
  そういうことで日本のラン界は、育種の成果である銘花も、
  目ぼしい原種も・・・この30年で・・・ほぼ使い果した状況。  
  ラン界の現状は、真の栽培法が無い中で・・・隆盛の切り札が見当たらない状況。
  
  
  日本のラン界の基盤というのは・・・浅く脆いものだった???
  品種も原種も用土も・・・・ほとんど外国依存。
  イノベーションどころか・・・非常に保守的。

  100年、200年同じ栽培法である。
  

  ラン界の100年に一つのイノベーションが・・・・SUGOI-neの発明。
  宇井清太がこういう発明が出来たのも、組織に属さないで自由に生きてきたから。
  組織に属すれば必ず村社会の組織拘束で縛られる。
  皆と歩調を合わせるのでは、イノベーションは出来ない。

  ランはOnly Oneの世界。
  発想がオリジナルでないと、誰かが、そう言う発想をしないと、
  ラン界の発展はない。

  ラン界の現状を破れるのはSUGOI-neのみである。
  この自生地の生態系を再現した栽培法・・・
   ラン菌が生きているSUGOI-ne栽培で、これから本当のラン栽培が行われる。


  10年後、20年後、SUGOI-ne栽培法は、
   ランの標準栽培法になるだろう。

  ラン界隆盛の最後の機関車、切り札である。
 

  
  

  

植物栽培は手を汚して作るという実学が伴う。
机の上で構築した理論ではなんともならない。
そういうことで、農学の栽培大系も、ラン栽培書でも・・・
完全ということはありえないのであるが・・・・それにしても、説明が簡単すぎ・・・。
簡単というより・・・解からないことがありすぎるから、
テレビでも、本でも・・・説明できない????
それにしても、ランの栽培書ほど、
200年同じことが書かれてきたことは、この日進月歩の現代で、
驚くほどのスローなことで、どの本を見ても同じレベル、大同小異・・・前例。

なぜなのか???
突き詰めて考察すれば、ランが菌根植物であるということを削除してきたからである。
ラン菌を誰も深く研究しなかったからである。
ラン菌は土壌微生物ではない。
材木腐朽菌である!
ラン界はランで生きてきた業界なのに、ランの根本菌根を・・・・神棚に上げて
そんなラン菌の研究より、新種の発見、植物分類・・・にお熱を上げてきた。
微細な差異を新種とするが・・・・もっと大きな仕分け。
そう仕分けなのだ!
菌根植物なのか。
菌根植物でないのか
そういう分類、仕分けをしなかった。
リンネの分類学だけが・・・・植物の仕分けではないのであるが・・・・
神が作ったもののリスト作成というのは、キリスト教的科学であるが、
西欧の科学は・・・・
植物学という学問を学べば・・・どうしても牧野冨太郎博士の系譜となる。
栽培とは別物である。

そういう本に書かれてる用土????
ランの植え込み材料というのは・・・・本当の意味での用土ではない。
株を固定する「パッキング材」である。
詰め物であるから、水ゴケ、バーク、軽石、杉皮・・・に要求される栽培理論は、
ないのが当たり前である。
要求される性質は、排水性、保水性、通気性、PH・・・程度である。
これに肥料を与えれば良いことになる。
無機化学肥料なのか。
有機物由来の肥料なのか。
その程度の説明で、ほとんどの本が終るのである。
これ以上のことを書きたくても、科学的に理論を展開構築できない。
詰め物に過ぎないからである。
菌根植物の根にラン菌の生息していない詰め物を鉢に詰め込むだけの作業。
それは植え込みの技術であって、栽培法ではない。
植えてみたら生育した・・・・
そういう程度で用土が検索されてきた!
なぜそうなのか・・・・
ランの根本・・・ラン菌が削除された栽培法というのは、砂上の楼閣のようなものだからである。
根元がぐらぐら・・・・。
基礎がない建物みたいな・・・。
そういうことで、ランの愛好家の人口がなかなか増えない。
業者は林立したが・・・。
日本で爆発的にランの鉢が売れ出したのは昭和55年頃からである。
そして今日までの約30年。
ものすごく多くの本も、図鑑もテレビ放映も行われた。
その結果は・・・・ランからほとんどの人が去っていった・・・。
大衆化路線を目指したラン界が・・・大衆から見放された業界になっている。
ランが喜ぶ栽培を・・・構築し普及できなかった。!
ラン菌削除の栽培では、これからも普及は難しい。
限られた愛好家の世界で終る。
高齢社会。
愛好家も年々高齢になってゆく・・・。

蘭界ではラン科植物を崇拝するあまり・・・独立峰のように特別視するが、
いね、小麦、ブドウ・・・のように5000年の栽培歴からみれば、
200年の栽培歴である。
育種150年、約10代から15代というのは・・・山の草である。
自生地を忘れていない。
原種なら・・・山の草そのもの!
ならば、その栽培は・・・トキの飼育と同じように・・・・
自然に学ぶのが栽培法である!
ところが、不思議なことに、こと植え込み材料に関しては・・・
全く異なる水ゴケ、バーク、軽石・・・などを用いてきた。
苦心惨憺たる試行錯誤の果てに現在のラン栽培がある。
なぜ、苦心惨憺しなければならなかったのか・・・。
それはラン菌を削除、無視したからである。
自生地の根の環境と異なるものだから・・・・栽培者一人一人異なる結果が現れる。
更に永年・・・安定した栽培成績が上げられない状態になる。
大栽培なら・・・経営破綻になる!


植物栽培は用土が半作である。
用土作りを失敗すれば・・・ほとんど経営はできない。
植物栽培の根本は用土にある!
これはランも植物である限り同じである!
現在、水ゴケで栽培している人も、水ゴケに満足などしていない!
そういうことで、用土に興味のない人は皆無であろう。
しかし、別な用土を試作する場合、
水ゴケ栽培で培った経験で試験する!
トンでもない間違いである。
水ゴケは用土ではない・・・非常に植物栽培からみれば特殊な詰め物だからである。
これを基準にしてはならない!



ランの用土において、
このSUGOI-neによるラン菌による炭素循環栽培法ほど詳しく考証されたものはない!
SUGOI-neは・・・
水ゴケ、軽石、バークの代わりに開発したものではない。
これまでの栽培経験など役に立たないものである。
人力車の運転が、自動車に役に立たない・・・と同じである!


このSUGOI-neの栽培講座。
ラン菌に焦点を当てた栽培法である。





ランの栽培ほど不完全なものはない
    
     10年後、20年後、SUGOI-ne栽培法は、
                   ランの標準栽培法になるだろう。
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